5/24から4日間、日本最北端に向かった北海道旅行記です。宗谷岬、ノシャップ岬の夕日、日本最北端の神社やえぞみくじ、白い道などなど・・・
①を読む
前回の続き、稚内に入って
北門神社へ。
「吽」の狛犬は親子でした。
となりは改修工事中で、ここの狛犬も親子。
稚内稲荷神社は建て替え工事中。
手水舎へ。
近づくと竜の口から水が出ます。
目的は
えぞみくじ、もう北海道旅行の定番ですね!
400円。
他のえぞみくじが気になる方はタグ検索してみてください♪
やって来ました
ノシャップ岬!前回行った納沙布岬(ノサップ岬)とは違いますよ!
この日、5/25の日没は19:07らしいけど、この厚い雲に覆われた感じだと夕日はムリかな・・・
失敗したのが、焼き物を注文しなかった事。もし次があれば絶対に食べたい!(他の客のやつ見てしまった)
お店の近くにはタロとジロのマンホールも。この背景のスポットにも後で行きますよー!
稚内公園へ。この公園で一番メジャーな
氷雪の門。高さ8mもある樺太島民慰霊碑です。
九人の乙女の碑。終戦5日後、業務を終えて青酸カリを飲み自ら命を絶った9人の女性の霊を慰めるために建てられました。
先の行幸啓記念碑は、開道百年記念式典のおりここで涙しながら九人の乙女の冥福を祈った昭和天皇の詠まれた感銘です。
教學の碑。樺太庁樺太師範学校の開校50年記念碑。実際はわずか6年、終戦後ソ連(現ロシア)の侵攻により閉校させられてます。
教學の碑からは稚内市が展望できます。白い、大きな建物がこの日のホテルです。
樺太犬供養塔。南極大陸で命を落とした15頭の犬ぞり隊の慰霊碑。南極物語のタロ・ジロはこの15頭の内2頭。(お墓は別の場所、後でお参りします)
タロとジロを含む40等の樺太犬がここ、稚内公園で訓練されました。内、選ばれた22頭が南極の昭和基地へ。悪天候で撤退した際、15頭が50mほどのロープで繋がれたままで残され、1ヶ月分の食料と共に置き去りに。約1年後の南極大陸上陸で、タロとジロの兄弟の生存が確認されました。
この様子を映画化したものが南極物語で、映画は大ヒットしテレビでも何度も放送され、23年後にはディズニーが権利を買ってリメイクし、アメリカでもヒットしました。
この像のモデルは弟のジロです。
手前から観光物産展示即売案内所、稚内市休憩展望施設、隠れてますが一番奥はトイレです。
稚内公園から見えてたホテル方面へ向かい、着いたのは全長427mにも及ぶ
稚内港北防波堤ドーム。
古代ローマ建築を思わせます。漁師の店で見たマンホールの背景の場所ですよ!
防波堤ドーム近くには稚内航路記念碑もあり、みんな鐘を鳴らしてました。もちろんうちも鳴らしましたが、風が強く髪がモッサーなってるのでカット(笑)
記念碑の奥に見えてるのはC55型機関車の車輪。稚内と大泊(現サハリン)を結ぶ連絡船への接続列車に使われてました。この付近にもタロとジロのマンホールがあります。
次に向かったのは、
稚内市動物ふれあいランド。入場無料です。
映画やドラマに出たタレント犬も。バブは三匹のおっさん、軽井沢駐在犬日誌、クリーピー偽りの殺人などに出演。
この日は撮影のためかいませんでしたが、ベックはこの8/19から公開の
「ハウ」で主演するゴールデンドゥードル。田中圭さん、池田エライザさんとの共演の様子を早く観たいですね!
そしてここ、稚内市動物ふれあいランドには南極探索犬
タロとジロのお墓があります。稚内に来たらここで手を合わせてあげて欲しいです。
そしていよいよ
宗谷岬へ!やって来ました、日本最北端の地!!
日本最北端の地の碑。北緯45度31分22秒、通常の交通手段で到達できる日本国内の最北端に建ってます。
北極星の一稜を型どった三角錐をデザイン、塔の中央のNの文字は「北」、台座の円形は「平和と協調」を表しています。その写真も先に書いた通り、デジカメのデータ故障によりありません・・・
そして自分が写った写真も消えてしまってるので残念どころではなく・・・いつか再訪をとやはり思います。
日本最北端の地の碑の向こうはこんな感じ。位置関係を示す地図があります。
観光地によくある、ボタンを押すと音楽がなるアレ。
流氷溶けて 春風吹いて ハマナス咲いて カモメも鳴いて
遥か沖ゆく 外国船の 煙もうれし 宗谷の岬
流氷溶けて 春風吹いて ハマナス揺れる 宗谷の岬♪
子供の頃に学校で習った記憶があります。良い歌ですね!
中では冷凍室体験もできますが、うちはやってません。冷凍庫で働いてたことあるし(笑)
世界平和の鐘。日本の平和、世界平和を願って鐘を打ちます。奥の風車が気になる・・・
旅の安全も願いました。
子育て平和の鐘。子供の健やかな成長を願って鐘を打ちます。が、鐘を叩く物がありません。
風車との間に「世界平和」の文字が見えるでしょうか?後で行きます。
1983年、大韓航空機がコースを逸れサハリン上空へ。ソ連(現ロシア)の戦闘機のミサイル攻撃を受け墜落。日本人28人を含む269名全員が亡くなりました。
その慰霊と世界の恒久平和を願い遺族会が建立した塔で、高さは事件の年にちなみ19.83m、鶴のようにクビを長くして真の平和を待つという意味が込められてます。
その鐘の音色は重く荘厳でした。今まさにウクライナがロシアの侵攻を受けてます。平和な世の中が早く訪れるよう祈りを込めて鐘を叩いてきました。
宗谷岬灯台。北海道で3番目に建てられた灯台。ちなみに前回の道東旅行で行った根室の納沙布岬灯台が最初の灯台です。
宗谷海域海軍戦没者慰霊碑。宗谷周辺の海域を守り殉職した軍人のために建てられた慰霊碑。
北海道の牛乳生産100万tと飼育乳牛50万頭を記念して建てられた像。
ラペルーズ顕彰記念碑。フランス国王ルイ16世に調査公開を命じられたラペルーズ伯爵が発見した、北海道と樺太(現サハリン)との間の海峡をラペルーズ海峡と名付けてから220年の記念に建立。
ずっと見えてた風車の所に行って見ると、アルメリアというおみやげと食事処でした。この日は店休日、この先へ行くと戻れないのでいったん降りる。
たくさんの風力発電用の風車が回る様子は圧巻!この後もこのような風景が見られました。
白い道へ。白い道は一方通行なので、必ずスタート側から入ってください、すれ違いはできません。
白い道は稚内の名産であるホタテの貝殻を砕いたものを約3kmに渡り敷き詰めた道。
天気が良ければ青い空と海、緑の草花と白い道のコントラストが映えてとてもキレイな風景が見られますよ!
白い道を走るのは気持ちいいですが、車はまっ白になります(笑)
白い道のゴール地点からは副港市場へ。
副港市場の前は
にしん街道。約700kmにも及ぶにしん街道にはニシン番屋も見られます。過去の北海道記事でもニシンについて出てますが、北海道の歴史を語る上で欠かせません。ヤーレン ソーラン~でおなじみソーラン節は、ニシン漁の沖揚げ音頭だったりします。
副港市場からすぐの稚内フェリーターミナルにもドムのガンダムマンホールがあるのでぜひ見てください。
17:00、稚内公園から見えてた
サフィールホテル稚内にチェックイン。
大きな窓から見える景色は抜群!
なんと言ってもコレ!稚内港北防波堤ドームも窓から見れます!
てことで
稚内駅へ。日本最北端の駅から更に北へレールが延びてます。これは稚内桟橋駅の名残り。
その終点から駅舎内に続く線路。これが最初に紹介した外までのびてます。
稚内駅には道の駅も併設されており、フォトスポットも。稚内市キャラクター、りんぞうくんと♪
ソフトクリーム!迷わず宗谷の塩ソフトをチョイス、ココアワッフルのコーンと合わせてみました。
330円。間違いないですね、美味しい!
再び稚内港北防波堤ドームへ。しばらく散策したら日没時間が近づいてきたのでノシャップ岬へ移動。
昼間めっちゃ曇ってたけど、キレイな夕日を見ることができました!デジカメのデータが壊れなかったらクッキリ丸い夕日を見せられたのにな・・・
小樽なると屋で鶏の半身揚げを買い夕食に。
980円でしたが、これがなぜ人気なのか分からなかった、北海道に来てイマイチを感じるとは思わなかった。
5/26朝。北海道、道北旅行3日目はセイコーマートで買ったパンで腹ごしらえしてチェックアウト。
少しだけ大回りしてまた日本最北端の地、宗谷岬へ。昨日よりマシなら・・・と思って来たものの、より酷くめっちゃ強風でもうムリ!
昨日は中途半端に逆光だったので、間宮林蔵の像だけ追加。稚内のキャラクター、りんぞうくんの元になった人。徳川将軍家御庭番であり探検家、間宮海峡(ロシアとサハリンの間)を発見した人です。
オホーツクホタテロードを走り、
道の駅さるふつ公園へ。写真はレストラン風雪。
夢喰間 さるふつ道の駅弁。ホタテめしが人気のようです。
目的はココ、
さるふつまるごと館。
ホタテがたまに泳いでたので狙ってたけど撮れなかった;
猿払村と言えばホタテですね!ほたて丼、
1430円。奥の小皿は貝ヒモです。
カニとほたて丼、
1650円。食べて思った。「あ、カニよりホタテの方が好きなんだな」と。もちろんどっちもめっちゃ美味しい!朝9時から食べれるのも助かります♪
次の目的地に向かってると・・・ん?何だアレ??急きょルート変更して向かってみたら
すごい絶景?光景が見られました!
これは次の記事で紹介、必見ですよ~!!