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飛行神社・らくがき寺・八角堂・流れ橋・石清水八幡宮~南京都
京都のマイナースポットを中心に旅行、知られざる名所、飛行神社・らくがき寺・八角堂・流れ橋と石清水八幡宮を紹介。
まず最初に訪れたのは、パイロットやCAさんに人気の「飛行神社」
日本初の動力飛行機を飛ばした二宮忠八が自宅に作った神社。
手水舎も飛行機です。
振り向いたら大きな飛行機のエンジンが展示されてますが、反射が酷いので興味ある方は自分の目で見てください。
階段を上がると祠があります。隣にはプロペラ。
こちらはゼロ戦の機首。とても貴重なもの。
ギリシャ神殿のような飛行神社の本殿。奥には3つの社があります。
中央の第一殿には古代の空の神、饒速日命(にぎはやひのみこと)が。
右手には第二殿、祖霊社。航空事故で亡くなられた方や、航空業界に多大な業績を残した方が祀られてます。
左手には第三殿、薬光神社。医学・薬学界の発展を祈念する社。
中央の祭壇前には末社「常磐稲荷神社」の再建のため寄付が募られてます。
御朱印、破魔矢、お守りなど。ちょっと変わった物が売られてます。
ここに来たらぜひやりたいのが神飛行機おみくじ、200円。
さっそく引いてみると・・・
中吉。旅行、中止する方がよろしいでしょう・・・
記念にスタンプを押して、紙飛行機を折ります。
紙飛行機ができたら奉納鳥居に向けて飛ばします。輪の中にうまく入ればご利益が得られるとのこと。
こんな感じで「えいっ!」と投げますが、この紙飛行機が飛ばないの!笑
少しずつ距離を縮めながら5回ほど投げてやっと入りました!
・・・って、そりゃ入るわ(笑)
中をのぞくとたくさんの紙飛行機が入ってました。ちなみに右下のスタンプが見えてるのが投げたやつ。
隣のガチャガチャのおみくじをやってみた。300円。
今度は大吉!!失物・すぐ出る!!
おみくじと一緒にカプセルに入ってたのはなぜか船の消しゴム・・・え?飛行機じゃないの?笑
今回は入ってませんが、300円で1000機のプラモデルや資料などが見られる「飛行神社資料館」も併設。
駐車場は6台分で、職員も停めてるためすぐに満車になります。
なお、運が良ければこのような飛行機手水も見れますよ!絵馬のような物で、裏に願い事を書いて奉納できます。300円。
次に向かったのが単伝庵、通称らくがき寺。こちらも駐車場は15台と少ないです。行くと門が閉まっており、右の木板に「参拝日、土日 九時~十五時」と書かれてた;
引き返そうと思ったら通りすがりのおばあちゃんに「鍵、開いてるやろ?入れますよ~」と声をかけてもらい、門が動いたのでお礼を言って入る。
後で知ったんですが、実は入った門は裏門。表門はこの左手にしっかり開いてましたが、撮ったつもりが写真が見つからず;
こちらがらくがき寺のメインとなる大黒堂。
大黒堂の白壁部分が落書きのできる場所。
右手にはおみくじと身代わり関羽の像。
落書きにもルールがあるので、ちゃんと読んでから落書きタイム♪
ここは参拝料は100円、らくがき祈願は300円です。落書きは右のパネルを使い、枠内に書きましょう。
落書きはこんな感じで書かれてます。壁は年末に塗り替えられ、元旦には真っ白な壁に戻ります。
大黒堂の隣には地蔵堂があります。
帰る前に気付いたんですが、最初に通った門の近くに縁結びの御利益がある比翼地蔵尊がありました。
さらに後から知ったのですが、参拝日はやはり土日の9時から15時と正月三箇日で、それ以外の日は予約が必要との事。
次に向かったのは今回の旅行で唯一?メジャーな石清水八幡宮。駐車場は500円、高良神社で払います。
左手へ行けば表参道か裏参道を使い、30分で本殿へ行けます。
今回は右手の門を通り、ケーブルカーを利用します。下院の頓宮を横目に外へ。
そのまま反対側の門を出ます。
さらに進むと一の鳥居があります。
そのまま京阪八幡市駅の方へ進んでると、いかにも京都な自販機を発見!
すぐに京阪八幡市駅に出ます。10/1より石清水八幡宮駅に改名されます。
八幡市駅のすぐ先には男山ケーブル乗り場があります。男山ケーブルも同様に改名され、石清水八幡宮ケーブルとなり、車両もリニューアルされます。
ケーブルカー乗り場で記念撮影。
5/27~6/18はリニューアル工事に伴い運休、その間は同料金で貸切タクシーに振り替えられられます。200円。
ケーブルカーが山上から到着、この車体も見納めです。
もちろん内装もリニューアルされます。
ケーブルカーの運転席、とてもシンプル。
途中で下りのケーブルカーとすれ違います。
とてもいい景色♪
3分ほどで山上に到着。このまま右手に進めば本殿へ行けますが、左手のヤバそうな階段を登り展望台へ向かいます。
展望台に上がると竹細工の工房がありました。
展望台からの景色はとてもキレイ!余裕のある方は登ってみてください!左上に見えてるのは夏モミジ。春は桜、秋には真っ赤な紅葉が見られます。
この展望台からも本殿へ向かえます。
案内の通りに進みます。裏参道を下ればすぐ駐車場です。
しばらく行くと手水舎に出ました。
水は竹筒から出てます。
立派な南総門の向こうには本殿が。本殿は敢えて正面が見えないように傾けられてます。正確には本殿ではなく参道が斜めになっており、これは参拝後に神様に背中を見せないようにする為との事。
左手には神楽殿。
右手にはお守り授与所。
そして中央には楼門とその奥に本殿。八幡造りの本殿は徳川家光の修造による物だとか。
色鮮やかな中にたくさんの彫刻が見られます。150以上もあるそうです。
ひときわ目を引くのがこの龍虎の彫刻。本来の位置は逆だそうですが、徳川家光が辰年、家康が寅年生まれだったため、家光が家康を上位に置く配慮からこのような配置になったそうです。
その下の向かい合う鳩は、狛犬のように右が阿、左が吽となってます。
本殿を出て少し降りるとエジソンの像があります。
そしてエジソン記念碑。白熱電球の長時間点灯・実用化に、ここ八幡の竹が使われ成功したゆかりがあるのだとか。
こっそり猫が映り込んでる♪
本殿からの参道に戻ります。
その先にある一ツ石。勝負石、お百度石とも呼ばれてます。
参道の端には鳥居があります。
背を向けると鳩峯寮の庭があります。このような石庭は珍しいそうです。
そのまま表参道を下ります。途中いくつかちょっとした見どころがありますが、一番見たい石清水社への道は進入禁止になってました。
下った所には相槌神社があります。この神社に湧く井戸水を使い作られた刀の中には、源氏重代の宝刀「髭切」「膝丸」もあったとか。ここを右に行くと駐車場です。
駐車場からすぐ、鳥居があります。この向こうが表参道、背を向けると裏参道。
駐車場の向かいには安居橋(あんごばし)があります。市民からは「たいこばし」と呼ばれてるみたい。
ここでちょっと休憩、100円フラッペで体を冷やす。
次に向かったのが八角堂、八角院とも呼ばれてます。元々は阿弥陀如来が祀られてたそう。
この八角堂はつい先日改修が終わったばかり。5/25、26日に一般公開されます。前方後円墳の円頂に建てられてます。
最後に向かったのが流れ橋こと上津屋橋。ここは一般車両は侵入できません。近くに無料駐車場があるのでそこに停めます。
なにやら仰々しい看板が・・・
よく流されるのは知ってましたが、60年で21回も流されてたのか!
さっそく向こう岸まで歩いてみます。よろけるとマジで落ちます。
下を見ると、誰かが石で「令和←平成」と書いてました。
端から下をのぞいてみた。何だかぞわぞわした。
カラスが魚を狙ってる。
到着~、さぁ帰ろう♪
流れ橋は木津川にかかる橋で、時代劇の撮影などに使われることもあります。過去に探偵ナイトスクープで流れ橋の板の枚数を数えてましたが、根気ある人は数えてみては?
流れ橋を渡ったあとは自宅へ帰りました。これで今回の南京都の旅はおしまい!
知名度は低いけどそれぞれ人気のスポットです。