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3.11に宮城県仙台市と作並温泉へ行き、伊達政宗ゆかりの名所などを周ってきた旅行記の完結編です。
前回、青葉城址に入ってからの続き。
じゃ~~ん!伊達政宗騎馬像です!!
さすがに人気で、観光客が群がってました。伊達政宗像の台座には銅板のレリーフがあります。
前回記事の1枚とこの3枚のレリーフは、正宗の人生を4期に分けて描いたものだそう。
正宗像の前には狛犬の姿も。奥の狛犬がオス、手前がメス。
大きさ比較のために、正宗像の前に立ってみました。筆者は身長57m、体重550t。
ちなみにこの正宗の騎馬像は2代目で、初代正宗像は戦争の際に溶かされ武器になったそう。奇跡的に残った胸から上の部分が、仙台博物館に展示されてますが、コロナウイルスの影響で閉館してました。
そんなこんなで高さ9mにもなる正宗像、台座の上の部分はほぼ実物大なんだとか。
余談ですが、9mと言えばハウステンボスの人気アトラクション、シューティングスターのスタート地点と同じ高さです。想像できたでしょうか? できない方は3階建ての屋上くらいと思ってください。
仙台城跡碑。
土井晩翠胸像。荒城の月の作詞者で、仙台出身です。作曲は滝廉太郎、こちらは有名ですね。30分おきに荒城の月が流れます。
知らなかったので音が聞こえてから慌てて撮りに行きました。
大きな金鵄(トビ)の像が印象的な昭忠塔。戦没者の慰霊塔で、その高さは約20m、トビの両翼は6.7mもあります。
青葉城址には、宮城縣護國神社もあります。
手水舎は竹筒だけのシンプルな物。
大鳥居の向こうには拝殿が見えます。
仙台城の本丸跡に建てられたそうで、明治維新以降の宮城県関係の戦没者などが祀られてます。
本殿へは行けませんでした。時期的なものでしょうか?
その他に別宮浦安宮や社務所、人物像など様々でした。残念ながら戦艦大和は完全に忘れてて見落としました;
バス停横には9年前の今日、3.11に起きた東日本大震災で崩落し修復された石垣。
仙台城跡から次の目的地へ向かうため、るーぷる仙台のバスを待つ。
次に向かったのは大崎八幡宮。この時点で14時前、るーぷる仙台は15時以降は仙台駅までノンストップです。まだ早い時間なのに、「時間がないので」と書いてたのはこれが理由。
一之鳥居は道路に面してて全貌の撮影ができなかったので裏から。大きいですね!先程の「八幡宮」の扁額、実に畳4枚分もの大きさがあるんですよ!よく見ると「八」の字がハトの親子です(笑)
すぐ二之鳥居があります。
二ノ鳥居をくぐるとすぐ階段、長い階段の前で左へ。
大日堂。大日如来が祀られてます。
大日堂を出たら、二ノ鳥居の向こうに見えてた長い階段へ。立て札によると、この大石段は98段あります。仙台市登録文化財。
上り始めてすぐ、伊達政宗を思わせる石燈籠がありました。
98段の大石段を上りきった所に三之鳥居が。その先の表参道にはたくさんの提灯が並んでます。
三之鳥居をくぐった右手には、石絵馬があります。
元々は銅製の馬の像だったようですが、伊達政宗騎馬像と同様に、戦争の際に武器の材料に持ってかれました。
神馬社(しんめしゃ)。昔は本当に馬がいたそう。
お休み処「鞍」のメニューは安いです。甘酒やコーヒーが200円、写真の抹茶と甘味のセットは300円。
手水舎の水は、光の当たってる所だけが青く見えました。とてもキレイな水。
金刀比羅宮の末社。隣は以前手水舎があった場所。
金刀比羅宮の左奥には沼田豊前の石像。
金刀比羅宮の裏手には神輿殿があります。
表参道を挟み反対側へ。太元社。大元帥明王が祀られてます。
隣は諏訪社。水の守護神。
その隣の鹿島社。縁結びや安産にご利益があります。
隣へ行って北辰社。天地創造の神。
最後は龍神社。雨乞いなど、天候を司る神様が祀られてます。龍神社の向こうには社務所があります。
戻って、表参道の突き当りの階段を上がったら、角のはえた狛犬がいました。仙台狛犬と呼ばれる物の1つらしい。
先へ進むと重要文化財の長床があります。重要文化財に指定されてる長床は日本に2ヶ所、福島県の熊野神社とここ、仙台の大崎八幡宮だけです。中を通った左手には・・・
大きな絵馬がいくつかありました。
どうやら著名人の絵馬のようです。
ん?これはハウステンボス専属アーティスト、みっちーこと道添祐一さんのお友達、純烈の絵馬ですね!お隣は声優ユニット、ウェイクアップガールズ。
手前が拝殿、奥が本殿の、権現造りの御社殿、国宝です。伊達政宗が創建したことで知られます。カラフルな鈴緒・・・残念ながらコロナ対策で触れません。
御社殿の装飾も、前回紹介の瑞鳳殿と同様に豪華絢爛です。昨年、美装工事が完工したばかりなので、本当にキレイでした!
御社殿の中は一般公開してませんが、お祓いなどの際は見学できるそうです。
祭儀棟ではおみくじやお守りなどが売られており、松川だるまと呼ばれる青いだるまも並びます。
松川だるまは初めから両目が入っており、これは独眼竜政宗に配慮したものと言われてます。
境内ではニワトリが飼われてました。
予想より早く大崎八幡宮を見て回れました。これもコロナウイルスの影響で人が少ないからでしょう。今回のバスは市電カラー、市電モハ100型にちなんでナンバーは100。
ちなみに伊達政宗生誕450年を記念した伊達政宗記念号のナンバーは450。今回は残念ながら出会えてません。
このままるーぷる仙台で仙台駅を目指します。
仙台駅に向かう途中、窓から大きなこけしとSLが見えました。ここは西公園て所らしいです。
仙台駅に着いた所で、鯛きちと言うたいやき屋さんに来ました。西口からすぐです。
期間限定のずんだ餅を食べたいところですが、お腹いっぱいで白玉は重いので、黒ごまホイップ(180円)を1個だけ買う。これがめっちゃ美味しくて!お腹いっぱいのはずなのに、もう1個欲しくなるほどでした!
東口にむかってると、また違った色のるーぷる仙台がいました。ここからはアンパンマンロードを目指します。
前回記事で書いた東口のアンパンマン像の所から、床のアンパンマン・バイキンマンをたどり、エスカレーターを降りるとドキンちゃんのイラスト発見!
そのまま進んで横断歩道を渡る。
そこにはまたアンパンマン像がありました。このまままっすぐ行くと・・・
カレーパンマン像があります。この先の横断歩道を渡ります。
すると今度はバイキンマン像!
バイキンマン像から、このカリメロが左手に見える方へ横断歩道を渡ります。
すると見つかるしょくぱんまん像。この先はまっすぐ。
まっすぐ進むとドキンちゃん像。
まっすぐ行くとメロンパンナ像。
このメロンパンナ像の見てる所に、「いたがき」というフルーツ屋さんの本店があります。ここの果物ジュースが美味しいと仙台に住むお友達に聞きましたが、お腹に余裕がなく・・・
さらにまっすぐ、横断歩道を渡ったところにまたまたアンパンマン像!これでアンパンマンストリートはおしまい!
仙台駅に戻り、仙山線に乗り作並駅へ。作並駅では作並花子と作並太郎の大きな2体のこけしがお出迎え♪
作並駅は、日本初の交流機関車による試験運転が行われた駅。
そんな作並駅には、電車の転車台があるとの事でしたが、上りの電車の窓からチラッと見える程度との事で残念・・・
そしてニッカウヰスキー蒸溜所もコロナウイルスの影響で見学できませんでした。
作並駅からホテルに電話して迎えに来てもらいますが、実は仙台駅にいた時に、秋田県で地震が発生しました。奇しくも東日本大震災と同じ3.11に・・・
これは作並駅で撮影した物ですが、とにかく電光掲示板が秋田の情報で止まりませんでした。何事もなければいいのに・・・黙祷。
ホテルに帰ったらディナー。まさかの2組しかいない事実・・・
人がいないから?ディナーが豪華になった気が・・・カニやしゃぶしゃぶまでありました!
レストランの利用客が4人でもライブキッチンは10ほど並びます。もちろんハーゲンダッツも食べ放題♪
これも人がいないからか、アラカルトのプリンも直前にキャラメリゼされてきました。
少食なので、ライブキッチンの人は1時間ほどずーーっとヒマだったと思います。もっと食べてあげたかったけどムリでした;
仙台最終日、3/12の朝は冷え込み、雪が降りました。ホテル宿泊者が4人なため、温泉は余裕の貸し切りでした。
朝食です。やはりライブキッチンが7つほど出てましたが、利用者は4人だけ・・・朝食は2回とも「うーめん」と「ずんだ餅」が食べられてよかった♪
人がいないので、この辺りの施設を使うかどうか事前に聞かれました。結果、誰も使わないので開けてません。自粛ムードも行き過ぎると、経済が破綻します。
朝食後は送迎バスの発車までの間、昨日探せなかった「恋のお湯かけ地蔵」を探しに出かける。
すぐに見つかった!これでコンプリート♪
最後のホテルには、敷地内に温泉神社がありました!稲荷神社のようです。
広瀬川を眺めた作並橋には、回文の里の文字が。
有名な廻文師、仙代庵が生まれたのが作並温泉開湯の年であった事などから、作並温泉を回文の里とし、回文に親しんでもらうってのが目的なんだって。その代表作が、
「みな草の 名は百(はく)としれ薬りなり すくれしとくは花のさくなみ」
という回文。前から読んでも後ろから読んでも同じ文。
作並橋からすぐの平賀こけし店では、こけしの絵付け体験ができます。時間がないのでやってません。
今回、仙台駅まではうちしか行かないとの事で、送迎バスの時間を好きな時間に出してくれる事に。って事で9:00に出発。
もう1組は送迎バスで山形へ行きました。
時間を早くしたおかげで、仙台のお友達に会う時間が作れました!
以前は東京でバスガイドをしていた、ありんごさん。ちょうど1年前にハウステンボスでも会ってます。
色々と教えていただき、おみやげまで用意してくれて・・・しかも美味しい食べ方のメモまで!ありがとう~(>ω<)
このブログを公開する頃には秋田へ旅行中か・・・
仙台駅でおみやげを物色し・・・
仙台空港へ。
もちろん、仙台空港でもおみやげを物色。
エアポートミュージアム「とぶっちゃ」へ。
いろいろあって楽しいです。
展望台から眺めてると、ちょうど自分たちが乗る飛行機が着陸してきた。
来たときよりも更にちっちゃい飛行機。
さよなら仙台。今度は松島や蔵王に行きたいな♪
機内で、仙台名物こだまのどら焼を食べる。気圧でパンパン!どら焼はとてもなめらかで美味しかった♪
行きと同様に、伊丹空港はやっぱガラガラでした。
今回買ったおみやげはコレ。同じ物やサイズ違いは掲載してません。特に伊達な玉子は多めに買いました。自宅でも食べましたが、本当に美味しい!誰かの削って自分で食べたいくらい(笑)
伊丹空港から自宅までは、前回のハウステンボスの時にHISでもらったタクシー券を使いました。
これで人生初の仙台旅行はおしまい。
阪急交通社で伊丹空港⇔仙台空港を往復JAL利用、作並温泉2泊4食付きで1人29990円でした!
次回は3/22からハウステンボス、その後は函館、金沢と続きます。