2日間ハウステンボスを楽しんだ3日目、ハウステンボス観光のバスツアーで長崎市観光を楽しんだ時の続きです。
まずは前回の大浦天主堂から先へ進みます。すぐにグラバー園の入口があるのでさっそく階段を上って行きます。
写真の通りグラバー園は8:00~18:00まで。階段をどんどん登ります。
階段を上がると長崎さるくのキャラクター、さるくちゃんがいました!このさるくちゃん、結構あちこちにいました。
料金所前です。みなさん素通りでしたが、結構いい場所だと思いませんか?
料金所を通るとそこからは動く歩道を2つ使いグラバー園内で1番の高台へ。そこに見えたのがこの「旧三菱第2ドックハウス」、グラバー園はレトロな雰囲気が楽しめる人気の観光地♪
ここは船を修理してる期間中、船員さんが泊まるとこ。鯉のエサがガチャガチャで売られてましたよ!
中には当時の船の模型などがたくさんありました。
2階からの景色。長崎湾が見渡せます。造船所があるからか、大きな船が目立ちます。
ちょっと飛んでこちらは「旧リンガー住宅」
気づいた人もいるでしょう、あのリンガーハットの名前の由来となったフレデリック・リンガーさんの家です!
中では幻と言われたオペラ歌手、喜波貞子(きわていこ)展が開催中でした。展示されてるのは実際の遺品。
蝶々夫人のプリマドンナとして、戦前のヨーロッパで活躍した歌手。
キレイに手入れされた庭園です。案内のとおりに進むと・・・
「旧オルト住宅」があります。
オルトが大阪へ移住したあと、リンガー家が住んでたこともあるそうです。
表には噴水もありとても雰囲気が出てます。
建物の中にはその遺品が展示されてます。
旧オルト住宅の向かいには「旧スチイル記念学校」があります。3階の鐘楼が見たかった・・・
中はあまり教室という感じがしません。イスに小さな机が肘掛けのように付いてます。
ここの庭園が1番お気に入りです。どうやってもキレイですよね!
少しだけ桜が咲いてました!この日は10/31です。
この桜は春と秋の二度花が開く「TEIKO桜」です。先に紹介した喜波貞子さんのお弟子さんが寄贈した桜とのこと。
グラバーカフェ前のガーデン席。優雅なティータイムが楽しめそうですね♪
その奥に見えてるのが「三浦環の像」
長崎を舞台にしたオペラ「蝶々夫人」のプリマドンナとして名を馳せました。
そしてコチラはその「蝶々夫人」の作曲者、「ジャコモ・プッチーニ像」です。
ハウステンボスにあるイタリアンレストラン・プッチーニの名前はこの人から取ってます。
そしてグラバー園のメイン、旧グラバー住宅へ。この日は修学旅行生がたくさんいました。
旧グラバー住宅は、現存する木造の洋風建築物としては日本最古。
この形が独特ですよね!増改築を繰り返してこうなったそうです。花があるだけでグッと雰囲気変わります。
グラバー園にもハートストーンがありました!
他にもレストハウス近くにあるとガイドマップに大体の位置が書かれてましたが、時間も限られてるので探すのはやめました。
そしてコチラが「トーマス・ブレーク・グラバー像」です。
造船や掘炭などの事業を起こし、三菱の所長やキリンビールの前身の会社で社長をやったりと、本当にすごい人だったようです。
息子さんはグラバー商会から独立したリンガーさんの会社で働いてたとか・・・
外は土壁だったり瓦屋根だったりなのに、中は完全に洋間です。グラバー家の暮らしの様子が再現されてます。
この日は入れませんでしたが、この狛犬がキリンビールのラベルの元になったものです。
この部屋にはグラバー本人が描いた絵が展示されてました。
グラバー邸のミニチュア模型もありました。写真では全体を撮影できないので、これで何となく全体像がつかめたでしょうか?
手前左が最初に撮った花畑の所です。
ミニチュアでは見えない裏側はこんな感じです。どこから見ても独特な形をしてますね!
グラバー邸の先には展望台がありました。そこから眺めた景色がコレ。右手に坂を上っていくと前回ブログに書いた大浦天主堂です。
長崎湾には大きな客船が。けど飛鳥Ⅱとかに比べると小さいです。
出口方面へ向かうと日本庭園が広がります。日本人でも目が奪われました。
出口へ向かうにはこの「長崎伝統芸能館」を通ります。ここには長崎くんちで奉納される飾りが展示されてました。
以下列挙のみ。
このようにたくさん展示がありました。お気に入りはクジラ、ヨホホホホ~♪
出口にはグラバー園オリジナルのプリクラもありましたよ!
では次へ・・・バスで移動中気になる物が見えたのでパチリ。
十八希望の鐘という物で、毎日定時に鳴るとの事。音、聴きたかったなぁ~。
次は出島です。鎖国時代に唯一西洋との貿易窓口として開かれてました。
さっそく出島見学をして行きます。入口の扮装スタッフと記念に1枚♪
これらの建物はどれも復元されたもの。ここでは他にやりたい事があったため、もったいないと思いつつもパッパッと見て回りました。
ここでは綿菓子を作ることができます。
何やら子どもたちが体験を受けてました。
大砲もありました!
個人的に1番好きだったのが「カピタン部屋」
ここは靴を脱いで上がらないといけないですが、1番時間をかけた場所です。
ここではクリスマスパーティーのようなことをしてたようです。
や~ら~れ~たぁ~・・・って、何か浮いてません?笑
そして目的の1つ、出島限定のチョコ味ちりんちりんあいす♪
おばちゃん「チョコだけどいいですか~」って、いやいや、チョコじゃなきゃダメなんですっ!笑
味は薄いチョコ。甘すぎなくて食べやすいです。シャリシャリ感がチョコとしては不思議食感♪
コチラも目的の1つ、ミッフィーちゃんと2ショット♪
出島にはこのような1/15サイズのミニ出島も展示されてました!
この後時間いっぱい「ミッフィーかくれんぼ」で隠れミッフィーちゃんを探しました!この時の様子も書く予定でしたが、思ったより長くなってしまったので、次回にまわします;
途中、長崎新地中華街を横目に次の目的地へと向かいます。
そして来たのが平和公園。誰もが知ってるのでは?有名な平和祈念像です。
右手は原爆の脅威、左手は平和、右足は原爆投下後の静けさ、左足は被災者を救おうと立ち上がる力、顔は神仏の慈悲、閉じた目は犠牲者の冥福を祈ってるとのこと。
折鶴の塔は平和祈念像の左右にあります。犠牲者の例を慰め、原爆の悲劇を繰り返さないよう平和を祈って掲げられてます。
平和の泉。
原爆で内臓まで焼かれた被災者が「水を」「水を」と求め苦しみながら死に・・・その霊に水を捧げ冥福を祈り平和を願って作られたとのこと。
長崎の鐘。修学旅行生たちもお祈りしてます。
ここからは願いのゾーンにあるモニュメントの一部を羅列します。
このように各国から平和を願ってモニュメントが寄贈されました。今の平和が崩れない事を願います。
平和公園の展望台からは「浦上天主堂」が見えます。
平和公園を出ると、途中で降ろした軍艦島ツアー参加者を迎えに長崎港へ。
途中、如己堂の前を通りました。永井隆さんが白血病の療養をされていた建物。
永井隆さんは「長崎の鐘」の著者で、自分自身も被爆したのに、自分は医者だからと他人の治療に専念し、その後この如己堂で療養、大学病院で亡くなられました。
そしてこれが「長崎の鐘」と呼ばれている、浦上天主堂から爆風により吹き飛ばされた鐘楼。
今も当時のまま残されてます。浮かれて観光してましたが、深いです・・・
一本柱鳥居の前も通りました。原爆が投下された所から800mも離れてるのに半分が吹っ飛んでこのような形になりました。今でもバランスを崩す事なく立ってるのはすごい!
この奥にある大きな2本の楠は、福山雅治さんが歌った「クスノキ」のモチーフです。
長崎港の後は長崎駅へ。ここで降りる方も何人かいました。
うちは伊丹空港までなので、長崎空港で下車して帰りました。この後バスはハウステンボスまで直行ですが、この日はハウステンボスへ戻る人はいませんでした。
これで今回の長崎1日観光は終わり。
いろいろと考えたり楽しんだりと充実したツアーでした。
今回のツアー代金は4800円。実際はHISクーポン利用で4320円。ハウステンボス駅から長崎駅までの電車代が1500円、長崎駅から長崎空港までのバス代が1000円かかりますが、これもツアー代に込み。
参考までにハウステンボスから長崎空港までのバス代は1250円かかります。
こう考えるとかなりリーズナブルなツアーだったと思います。
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次回は番外編として、今回飛ばした「ミッフィーかくれんぼ」の記事を書いて、長崎観光ブログを終了します!
H.I.S.で長崎とハウステンボイス旅行に行く