10/24、たわわちゃんに会いに行った京都旅行。せっかくなので清水寺や八坂神社、岡崎神社などにもお参りしてきました!
今回は清水寺編です。
今回は
700円の市バス1日券を買って移動。京都駅はコロナでも人が多く、バス2台待ってやっと乗車。五条坂で下車して茶わん坂へ。
まだ8時台と早いため、お店は閉まってます。5分ほど歩くと・・・
音羽山清水寺に到着!左手に仁王門、右手に西門と三重塔が見えてます。仁王門は16世紀初期に作られ2003年に解体修理したもの。西門は1631年に再建されてます。
仁王門の左手には
清水善光寺(旧地蔵院)、ご本尊は如意輪観世音坐像。撮影できないため写真はありませんが、以前に小野小町ゆかりの随心院に紅葉ライトアップを見に行った時に限定公開されてたのを思い出しました。堂前の首振地蔵の首を回すと金運がアップするそう。
随心院の記事を見る
立派な狛犬・・・こちらは阿形。
そして阿形??実は
清水寺の狛犬は両方とも口が開いた阿形。東大寺南大門の狛犬も同様ですが、必ずしも阿吽にしなきゃダメってわけではないようです。
仁王門をくぐった先には、西門・三重塔と左手に鐘楼。
平安時代に作られた鐘楼は、1607年にこの場所に移築されました。通常、鐘楼の柱は4本ですが、この鐘が重いため
6本柱で作られたそう。
丸い穴があいた石灯籠。よく見ると虎の絵が彫ってあります。江戸時代の画家が彫ったもので、竹と岩はその弟子が彫ってます。虎を描かせたら当代一と名のある画家だったようです。
切り取ってズームしてみました。ちょっとは見えるかな?
迫力ある龍の像も!この祥雲青龍像は2015年に建立されたばかり。
振り返ると裏から見た仁王門。
三重塔としては
日本最大級、1632年に再建された高さ31mにもなる塔。このそれぞれの層の角にある鬼瓦、実は
東南の瓦だけはどの層も龍になってるんだとか。
運良く振り返った写真に少し映ってたので切り抜いてみました。鬼ではなく龍なのが分かるでしょうか?
経堂と三重塔。1633年の再建で2000年に解体修理されました。
こちらも三重の塔と同様に、東南だけが鬼瓦ではなく龍の瓦となってます。
随求堂。
胎内めぐり体験ができるとの事ですが、現在はコロナ対策として中止。体験料は
100円で、本当に何も見えない闇の中を歩いて出口を目指すというもの。3分程度らしいですが人気のスポット。
2016年に改修された轟門の先は拝観料を払って中へ。
入る前に龍の手水があります。
拝観料は1人
400円とリーズナブル。
本堂へ向かいます。
50cmほどもある大きな足跡。
お釈迦様の足を型どった仏足石ですが、弁慶や平景清の足だとの説もあったようです。
目に金属片が入り失明を待つだけの鍛冶屋が観音様にお祈りすると治ったそうで、その御礼として奉納されたのがこの錫杖と鉄下駄です。こちらも仏足石と同様に弁慶が履いたとの説がありました。
昔は清水寺の外で 参拝者を出迎えていたという出世大黒天。
大黒様の向こうはいわゆる清水寺の舞台の上。ここに御本尊、千手観音菩薩が祀られてます。本堂の中は撮影不可。
清水の舞台からは京都タワーも見えます。以前は京都タワーから清水寺を見てます。もちろんこの後も行って、たわわちゃんに会いますよ!
今年の漢字が発表される清水の舞台についてはまた後で・・・
清水寺の境内にある
地主神社へ。縁結びの神様が祀られてます。
因幡の白うさぎ像と、うさぎを助けた大国主命(おおくにぬしのみこと)の像。大国主命は素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子。
正しい使い方は知りませんが、うさぎの横にある打出の小槌は振って置きましょう。
良縁大国。契り糸は女性は紅、男性は白い紙に名前を書いて結ぶといいそうです。
手水所の横の階段を上がると、恋占いの石ってのがありました。
向こうの方にもあり、目をつむって恋占いの石から恋占いの石までたどり着けたら恋が叶うとの事。女子たちがやってたのはコレかぁ。
ちなみにわりと離れてます、1人ではやらないように・・・
拝殿。ここの天井には「にらみ龍」が描かれてますが、見落としてました;
本殿前には祓戸大神。沈んだ気持ちを祓ってくれます。
本殿横には幸福祈願所。ドラを三度鳴らすと良縁がいただけるそう。隣は撫でる場所によって様々なご利益がいただける撫で大国。
撫で大国の左手にはおかげ明神。どんな願いでも1つだけご利益をいただけるんだとか。
おかげ明神の裏手には水かけ地蔵さま。水をかけて祈願するとご利益があるそう。
地主神社を出て元ルートへ。釈迦堂と奥に阿弥陀堂。この間を入ると・・・
ぬれて観音像に水をかけ、その顔が笑顔に見えればご利益を授かれるそう。
隣の奥之院は1633年に再建、2017年に修復が終わりました。直接触れて祈願するふれ愛観音が鎮座。
中をのぞくと夜叉神の坐像が。悪縁を断ち、良縁を結ぶ神様です。
清水の舞台がシッカリと見える場所へ。高さ13mの舞台は懸造りという日本古来の技法で、18本の柱に格子状に木を組み、釘を使う事なく造られてます。
高度な技術を使って造られた清水の舞台、実は
何のために造られたかは未だ不明のまま。過去に1人だけ、この舞台から2度飛び降りた人がいるんだって!
子安塔。先ほどの清水の舞台が見える写真はこの塔付近で撮りました。聖武天皇の祈願所で、現在の塔は1500年に建立。
音羽の瀧。人気スポットで常に人がいますが、たまたま途切れたので1人占め!寺名の由来となった瀧です。
ハウステンボスで言うところのパレスハウステンボス宮殿みたいな感じ。
音羽の瀧からすぐ、迫力ある角度から清水の舞台を見上げられるスポットがありました。以前に参拝した日本三大稲荷の1つ、祐徳稲荷神社も似たような造りでしたね!
他にも茶屋があり、疲れた後に甘いもの+抹茶で一服するのもいいかも。
所要時間は約1時間、見落としもあるけど思ったより短時間で清水寺を周れました。
清水寺からはバスで20分、
八坂神社に到着。この続き、完結編は次回記事で!