3/17、18日と楽しんだ広島旅行記。てつのくじら館や縮景園、広島城、原爆ドームと平和記念公園、宮島の厳島神社などを巡ってきました！まずは前半、初日編。

珍しく飛行機でなく新幹線の旅です。新大阪駅から広島駅までこだまで約2時間半。こだまを選んだ理由は安いのとガラガラな事、快適でした！

自分たち以外は誰もいない区間が結構あったほどガラガラ・・・

もっと遠慮なくニオイを出す駅弁でも良かったな（笑）そう言えば以前に金沢へ行った時は駅弁を予約してたのにお店都合で来れなくて食べれんかったんよな・・・

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途中見えた福山城、実は福山駅は福山城の敷地内にあるんだって！いつか福山や尾道も旅してみたい・・・

さすが広島、電車を降りたら八天堂！

レンタカー屋は新幹線を降りたらすぐ、途中で折り鶴のデザインマンホール見つけた！

JR駅レンタカーへ。さすが広島、カープな店内。

約50分走って最初に向かったのは呉市、駐車場横にはまた来て呉市ぽすと♪

利用した呉中央桟橋ターミナル駐車場は最初の30分無料で60分100円。

普段なら通り抜けられる大和ミュージアムが工事中で通れないので駐輪場を経由したら戦艦大和のデザインマンホールが見れた！

工事中だけど所々でのぞける大和ミュージアム。戦艦大和と言えば宮城県の青葉城址で行きそこねたの思い出しちゃった；

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ここが目的の「てつのくじら館」、正式には海上自衛隊呉史料館です。

が、数日前から一部だけ開放されてる大和ミュージアムへ！
戦艦大和の艦橋を模した展望台がカッコいい！

潜水調査船しんかい

戦艦大和の時鐘

らぶ・やまと

見れる所だけブラリと見て回って次へ。

てつのくじら館へ、なんと入館料は無料！

入る前は駐車場の無料30分までに出ようと考えてましたが、結果1時間近くかかりました（笑）

日付入りのフォトスポットまであります！

そして館内カフェの一番人気メニュー、あきしおカレーがちょうど販売時間に。1日30食限定で1200円らしい、相方がカレーを食べない人なんで残念ながら食べてません。
あきしおってのは外から見たあの大きな潜水艦の名前！

いよいよここからが艦内、展示の数はかなり多くてこの時点で駐車場の無料はあきらめて見学。これは機雷のモデル。

魚雷などもいくつかありました。以下展示の一部を羅列。

艦内の移動中、このように外へ出ることもあります。スクリューが見えますね！
では続き・・・

潜望鏡は実際にのぞけます。

充実したおみやげ

見終わって外に出たらママチャリ日本縦断の人がいた。そういや以前に岡山でバイク日本一周の古希爺がいたけど今頃どうしてるんだろ？

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広島市に戻って赤いローソン、広島東荒神町店へ。

カープグッズがいっぱい！時計まで赤いよ（笑）

赤いローソンの前の道はカープロードと呼ばれる人気の道、ポスターや銅像など興味のある人は行くべし！

こちらの赤いローソンはマツダスタジアム前、広島南蟹屋二丁目店。

まさかのパインあめまで赤い・・・

カープの時計面白いなぁ～

ここでいったんホテルへ行き車を置いて広島さんぽ♪

さすが！お好み焼きのデザインマンホールがいっぱい！！

縮景園（しゅっけいえん）、ホテルから徒歩で20分ほどの場所にあるこの庭園がなかなか良かった！広島駅からだと10分ちょっと。

入園料はなんと260円と激安！

※4/14から350円に変更

縮景園は1620年に広島藩主の別邸の庭として造られました。

良い風景！がんばって隠して撮ったけど文明が見えてしまう・・・

今年は遅咲きの梅、終わりかけとは言えおかげで本当なら見れなかった景色が見れた♪

桜はこの2週間ほど後から見られたようです。

鳥居がありますが、これは泉邸稲荷神社の跡地とのこと。原爆で消失し再建が叶わず跡地となってしまったため神様はおられません。御神体は近くの饒津神社（にぎつじんじゃ）に祀られてます。

縮景園で1番いいなと思ったのがここ、3つの橋がズラして架けられており、奥の小さな渓谷やあずま屋との調和が完璧だなと感じました！

そのあずま屋から来たところを見返してみた。

あずま屋から小高い丘へ上り展望する。縮景園内で1番高い場所らしく、昔はここから広島城や宮島まで見えたそうです。

振り返ると竹林があったが通行できないので入らず。

しっかりと全部を見て楽しみました！

広島城へ。縮景園から歩いて10分もかかりません。近道をしようとしたら城の横に出てしまったけど、実はここからの方がシャチホコがいい感じに見える。

広島城は安土桃山時代に創建され、その後原爆により倒壊し再建されました。そしてこの1年後、2026年3月で閉城するとのこと。そのため370円という入城料の安さも相まって混み合っており、この後の観光ができなくなってしまうので泣く泣くあきらめました。それまでに再訪したいです。

広島護国神社、広島城の敷地内にあります。

立派な毛並みをした狛犬

手水舎

儀式殿

拝殿、主祭神は広島西武の国事殉難者や原爆で犠牲になった動員学徒・女子挺身隊など約92000柱。

十二支のカワイイおみくじがあった！

けど迷わず鯉おみくじを買う、どちらも500円。結果は大吉！なのに旅行は控えよって・・・；

鯉おみくじを置いてるのは昇鯉の像の前、鯉（カープ）が天に昇るようなこの姿からカープの選手が必勝祈願に訪れるそう。

参拝後は広島城の表御門から出て次へ。

ひろしま美術館の前を通ると沢山の人がいた。どうやらパフュームの衣装が展示されてるようだ。

おりづるタワーなど見ながら向かったのは・・・

核兵器廃絶と平和のシンボル、原爆ドームです。産業奨励館として使われてたこの建物、一時はただの廃虚として取壊される予定でした。被爆者の3人に1人は見たくもない物として解体を希望したそうで、そりゃそうだろうなとも感じました。が、1人の女子中学生のあげた「あの痛々しい産業奨励館だけが、いつまでも恐るべき原爆を世に訴えてくれるだろう」と言う声がその運命を変え、募金活動が行われ残される事になったそうです。

現在は世界文化遺産となった原爆ドーム、爆心地からわずか160mのこの建物がよくもあの激しい爆風の中（風速440メートル、1平方メートルあたり35トンもの風圧が襲った）これだけの形を残したものだと思いました。3ヶ月に渡る保存工事前は電車が通るだけで崩れそうなほどガタガタと揺れたそうです。原爆をほぼ直撃しながらも建物は奇跡的に残りましたが、中にいた方々は即死でした・・・

元安橋へ向かう。この川の水をノドの渇きに苦しんだ被爆者の方々が飲んだそう。もちろん核に汚染されてるので飲むと死につながりますが、当時そんな情報はないのでたくさんの方々が亡くなられたそうです。

動員学徒の慰霊塔

元安橋から振り返ると分かる人の多さ・・・

橋をわたるとすぐ原爆の子の像があります。ここら辺からが平和記念公園と思われがちですが、原爆ドームも平和記念公園の中にある施設です。

中には鐘があり、鐘には「千羽鶴」「地に空に平和」と彫られており、その文字は湯川秀樹博士が書いたものだとか。鐘を鳴らす錘は折り鶴の形をしてます。

平和の鐘

鐘には国境のない世界地図の刻印。これは核兵器と戦争のない世界を目指すシンボルです。

平和の時計塔。初めて原爆が投下された8:15にチャイムが鳴り「ノーモアヒロシマ」を訴えてます。

平和の灯。1964年から消えることなく燃え続け、核兵器が根絶されるまで絶やさず燃やし続ける反核彼岸の象徴です。

最近できたばかりの原爆死没者慰霊碑。原爆犠牲者の霊を雨露から守るため造られました。

祈りの泉。ガラスも溶かす原爆の熱により異常な喉の渇きとヤケドを癒やすため川に入ったり、その川の水や雨を飲んだため放射能に汚染され白血病などを発症。そこに兵士の過去の経験から水を飲むと死ぬとされ、被爆者たちは「水を、水を」と求めながら亡くなったとの事。そういった犠牲者の霊に捧げようと作られた噴水です。